アスレティックトレーナー(AT)は、クライアントであるアスリートが、スポーツ競技に全力で取り組めるところまでを目指します。アスリートでない普通の生活を送るクライアントであっても、運動やスポーツを楽しめるところまで体を回復させたい。そんな思いで、日々群馬県で鍼・マッサージ治療とアスレティックトレーナー活動をしています。
そんなアスレティックトレーナーが、身体のしくみや治療法についてなど日々のお仕事にまつわるお話を綴ります。
腹横筋、内・外腹斜筋の筋厚の変化をエコーで観察

JUGEMテーマ:肩こり、腰痛

 

2月16日(木)に、祖師ヶ谷大蔵の「針灸指圧自然(じねん)堂」で、

中倉健院長と毎月恒例のエコー勉強会を行ないました。

 

毎回、どこの部位(筋)を観るかを話し合って進めるのですが、この時は私が

「Draw-inによる腹横筋及び内・外腹斜筋の筋厚変化」という論文(※1)をダウンロードして

読んでいたので、私自身の腹部で観察することにしました。

 

エコー画像の撮影、は論文に従い、

右腸骨両直上で、前腋窩線状における横断面としましたが、

細かい位置関係が論文では読み取れなかったので、

多少論文とは違いがあるかと思います。

 

3枚の静止画は、どれも右が正中線側で、左が外側(体側側)となっています。

画面の上が腹部体表(皮膚)で、筋肉は上にあるものから順に

外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋です。

左端にある目盛りと数字は、体表面から距離(cm)を表しています。

1目盛りが1cmで、一番深くに見える数字の4は、4cmを表しています。

 

臍の下50mmの水平線上で腹直筋の右外側 画像1
画像1は、安静時(筋収縮するような運動を行っていない時)の画像です。
それぞれの筋肉が収縮していない時の厚さがわかります。

 

 

腹部をドローインせずにトランクカールをした時の画像 画像2

仰向けに寝た状態から、腹部をドローインしないでトランクカールした時の画像です。

画像1と画像2を比較すると、

トランクカールした時の画像2は、外腹斜筋の収縮が見られ筋厚が厚くなっています。

内腹斜筋も少し収縮していますが、腹直筋の収縮はほとんど起きていません。

 

腹部をドローインしただけの時の画像 画像3

仰向けに寝た状態から、腹部をドローインだけをした時の画像です。

ドローインのみを行った画像3では、外腹斜筋の収縮はほとんど見られず、
内腹斜筋と腹横筋、特に腹横筋の筋厚が大きくなり、
その収縮が大きいことがわかります。
これは、ドローインが腹横筋の収縮によって行われていることの証拠でもあるでしょう。

 

最後に、ドローインした時の内腹斜筋と腹横筋の収縮を確認できる動画を貼っておきます。

画像2は静止画でしたが、同じ時に撮った動画です。

 

※1「Draw-inによる腹横筋及び内・外腹斜筋の筋厚変化」

   吉田昌弘(北翔大学生涯スポーツ学部スポーツ教育科)

   吉田真(同上)

   盛智子(札幌円山整形外科病院リハビリテーション科)

  北翔大学生涯スポーツ学部研究紀要第2号 2011年3月

 

| フィジカル系職人 | コア&体幹エクササイズ/姿勢指導 | 16:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コア&体幹トレー二ングの基本エクササイズ 3

JUGEMテーマ:肩こり、腰痛

 

ツルツルと滑りやすいボード(板)やシートの上で、

手足(特に足)を滑らせて行うコア&体幹トレーニングは、

とてもコアを意識した運動がしやすくて有効です。

そんなスラインディングボード・エクササイズをいくつか紹介します。

 

基本エクササイズ2で紹介したエクササイズを、

バランスボール上ではなくスライディングボード上で行うものです。

 

そして、この動きを、前後から横へ向へのスライドに変えると、

 

また、前後の動きでも、片脚支持で行うと、

 

お腹を上にした体勢(体位)から、両脚(膝)をお腹の方に引き付けるエクササイズもある。

| フィジカル系職人 | コア&体幹エクササイズ/姿勢指導 | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コア&体幹トレー二ングのエクササイズ紹介(ちょっとお遊び)

 

 

ゲーレン・ラップという陸上競技の長距離選手がいます。

アメリカの白人選手で、ロンドン・オリンピックの男子10000mで銀メダル、

リオデジャネイロ・オリンピックの男子マラソンで銅メダルを取った選手です。

その選手のトレーニングを撮ったビデオがあります。

http://www.flotrack.org/video/684139-rupp-with-alberto-in-the-weightroom#.WHjif7F3yex

 

その中で、ゲーレン・ラップ選手がバランスボールを使って行っているエクササイズを

いくつか真似してやってみました。

 

 

 

ラップ選手よりも、敢えてゆっくりとした動きでやりました。

(ゆっくりと、正確に、しっかりと感じ取りながら、ということを重視しています。)

 

日本の長距離マラソン選手にも、

このくらいのトレーニングはやって欲しいものです。

| フィジカル系職人 | コア&体幹エクササイズ/姿勢指導 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コア&体幹トレー二ングの基本エクササイズ 2

JUGEMテーマ:群馬の情報もりだくさん!!伊勢崎・太田・高崎・前橋

JUGEMテーマ:肩こり、腰痛

 

バランスボール(Gボール)を使った基本的なエクササイズにして、

最重要なエクササイズを1つ紹介します。

このエクササイズも、呼吸とお腹の引き込みと動きの関係の”ルール”を

守ることが重要です。

 

 

このエクササイズ後は、背骨周りの筋、特に腰の張り(緊張)が解消して、

とても体がスッキリします。

他のエクササイズと組み合わせて仕上げに行うと、腰痛対策にとても有効です。

 

| フィジカル系職人 | コア&体幹エクササイズ/姿勢指導 | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コア&体幹トレー二ングの基本エクササイズ 1

JUGEMテーマ:肩こり、腰痛

 

コア&体幹トレーニングの基本的なエクササイズを、3種類紹介します。

コア&体幹トレーニングを私が教える時には、必ず最初に入れる

基本中の基本に位置付けているエクササイズです。

 

詳しい説明は省きます。

ネットの情報(画像や文章)だけで、中途半端に取り組んでほしくないからです。

逆に良くわかっている人には、説明不要だと思いますので。

 

詳しい説明を省くと書きましたが、

以下の基本的なポイントだけは説明させていただきます。

 

1.まず、呼吸の際、必ず息を吐きながら、お腹を内部に引き込むように

薄くしていく。

 

2.お腹の引き込みが始まってから、各エクササイズの体の動きを起こす。

(呼気=お腹の引き込み開始→体が動き出す)

 

3.息を吸う時に、お腹や胸を膨らませない、背中を反らせない。

 

 4.呼吸と動きの関係に変化をつけてる。

 a.息を吐きながら動く→止まってから息を吸う→雨息を吐きながら動く

 b.息を吐きながら動く(求心性の動き)→息を吸いながら動く(遠心性の動き)

 c.息を吸いながら動く(求心性の動き)→息を吐きながら動く(遠心性の動き)

 

 

では、具体的なエクササイズを紹介します。

 

1番目のエクササイズです。

呼吸と腰椎・骨盤の動きとを連動させます。

呼気時にドローインするとともに、骨盤が後傾させ腰椎の前弯が消えるように

腰椎を動かします。

 

2番目のエクササイズです。

両手の上に頭を乗せ、息を吐きながらドローインするとともに、
上半身を肩甲骨の下まで持ち上げます。
上げきったところで息を吸い、吐きながら上半身を下ろします。
背骨を1個ずつ動かすつもりで。
3番目のエクササイズです。
2番目のエクササイズとほぼ同じに見えますが、
上半身を動かしている間も腰椎の自然な前弯を保ち、骨盤も動かしません。
(腰椎の下に敷かれたタオルに注目!)
| フィジカル系職人 | コア&体幹エクササイズ/姿勢指導 | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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